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これがAIの達人だ! 第1回
現場を変える実践者たち

Kneesbee税理士法人では、入社したその日から若手秘書「大矢藍」さんが日々のメール対応をそつなくこなす。代表お気に入りのこの秘書は、同法人が誇る基幹業務自動化の象徴。次なる一手も、すでに動き始めている。


社内チャットでは、若手女性職員「大矢藍(おおやあい)」さんが今日も忙しく働いている。不動産オーナーから日々飛び込むLINEやメールの問い合わせに対し、そつなく正確で丁寧な返信案を作成し、上司である渡邊代表へすぐさま「ご確認ください」と投げる。誤字もなく、口調もブレない。渡邊代表お気に入りの美人秘書だ。──ところが、この大矢藍さん、実はAIである。すでに実務の最前線で堂々と稼働しているのだ。

Knees bee税理士法人 代表社員 渡邊 浩滋

不動産オーナー特化を掲げるKneesbee税理士法人(東京・千代田区、代表社員=渡邊浩滋氏・写真)のAI活用は、業界の先頭を走る。渡邊氏自身が税理士・司法書士でありながらアパートオーナーでもある異色の経歴を持ち、現場目線でツールを磨き上げてきた。預かった証憑資料、あるいはオーナー自身がアップロードした証憑資料から、試算表の作成にとどまらず、顧客ごとに長期の資金収支予測まで踏み込んだ経営分析レポートをAIが生成。さらに、その内容を5分程度に凝縮した解説動画まで提供する徹底ぶりだ。基幹業務の自動化に、AIはもはや欠かせないインフラとなった。

藍さんの仕事ぶりを覗いてみよう。まず受信メールを返信の要否でトリアージし、面談調整・資料受領・税務質問など7種類に自動分類する。返信案はClaudeAPIが秘書キャラの口調で作成し、Chat-work上で承認フ…

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