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ベリーベストサポートオフィス-業界のTOEICを目指す
実務力診断ツールで採用ミスマッチを防止

 (株)ベリーベストサポートオフィス(埼玉・さいたま市、代表取締役=荒井悠輔氏・写真)が開発した会計事務所向け実務力診断ツール「VBAT」が、今後業界の注目を集めそうだ。

 このサービスは、社内で繰り返されるミスをなくしたいという切実な願いから生まれた、現場発のソリューションだ。

 同社は弁護士法人を母体とする2,500名規模のベリーベストグループの一員。40代の代表が率いるスピード感あふれる組織だが、長年、ある根深い課題に悩まされてきた。開発責任者でもある荒井氏によると、特定の業務で同じようなミスが頻発していたという。マネージャーが朝礼などで注意喚起をしても、その場限りで終わってしまう。「ミスが出るとマネージャーから落とし込んで、朝礼でも話すのですが、みんなやっぱり自分ごとじゃない」と荒井氏は当時を振り返る。多くの職員にとって、それは「誰かの失敗」であり、自分自身の課題として捉える意識が希薄だった。

 どうすれば職員一人ひとりがミスを「自分ごと」として捉え、知識を確実に定着させられるのか。既存の教育ツールも検討したが、現場のニーズとは乖離があった。そこで荒井氏は逆転の発想に至る。それは、業界に根付く「試験好き」というDNAに火をつけることだった。「やっぱりこの業界の人たちって試験が大好きなんですよね。それで『ちょっと試験で解かせてみるか』とやってみたら、頭に入るようになりました」。自ら問題を作成し、職員に解かせてみると、このシンプルなアプローチが驚くほどの効果を発揮したのだ。社内での手応えを確信した荒井氏らは、本格的なツール開発へと舵を切る。当初は社内のミス撲滅を目的として始まった…

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