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TKC全国会-TKCニューメンバーズフォーラム2025 理念を共有する1,000人が横浜に集う

 今や税理士の服装もカジュアルになってきたが、税理士が多く集う催事の中で、おそらくTKC全国会のネクタイ着用率が最も高いのではないか。11月13日と14日の二日間にわたって横浜で開催されたTKCニューメンバーズフォーラム2025(写真)もスーツ姿が会場を埋め尽くした。ニューメンバーズとは、TKC全国会に加入して3年以内の会員を指す。TKC全国会には20の地域会があるが、今年はTKC神奈川会が企画運営を担当。初日の5つの分科会や二日目のパネルディスカッションなど、すべての発表に、会員の熱意と細部にわたる入念な準備が感じられた。

 とかく堅いイメージもあるが、TKC全国会の坂本孝司会長の講演はたびたび会場の笑いを誘った。20代、独立開業して間もない頃、お子様ランチ2つが記載されたレシートを見つけたが、顧問先の奥様の前でどうしても指摘できず、おんぼろ軽自動車で帰路についた。全国最年少合格税理士でもある自分がどうして。夕陽を見る目に涙がこぼれた。後日、その顧問先に「今日は言いにくいことを言います。これは駄目です」と、正しい帳簿の重要性を法的に説明した。開業から5年は困難な日々だったそうだが、この日の一つの小さな勇気が全国会会長への第一歩になったのかもしれない。講演では、「感動を呼ぶ巡回監査」について実践的な話を交えて熱く語られた。

 2日目の飯塚真規(株)TKC社長の講演「TKCの経営戦略」では、顧問先への資金供給を円滑にする日本政策金融公庫との連携スキーム「TKCファストリンク」やAIを利用した種々のサービスなどを網羅的に紹介した。また、TKC会員によるパネルディスカッションでは顧客・銀…

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