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税理士発・AI開発プロジェクト「Zeims」

 杉山会計事務所の杉山靖彦税理士(写真)らが開発を進める税務会計AI「Zeims(ゼイムス)」が、税理士業界で話題となっている。2024年5月にプロジェクトが始動し、同年6月にはLINEとブラウザ上で動作するプロトタイプを完成。8月にはX(旧Twitter)で税理士に第一次募集を行い12名が応募するなど、着実に開発を進めている。

 Zeimsは一般的な生成AIとは異なり、税理士による税理士のためのフィードバックを集めて開発された税務会計に特化したAIシステムだ。嘘(ハルシネーション)の回避に重点を置き、回答には関連する事例、判例、情報へのリンクが表示される。TAINS、税務通信、T&AMasterなどの専門データベースと連携し、著作権保護のため各会員のみがアクセス可能となっている。現在取り組んでいる税務会計AIエージェントの例としては、クライアントごとに最適化されたメルマガや、税務相談中にその音声をリアルタイムで分析し回答を支援するなどもある。

 現在は公開情報の学習を完了し、2025年7月には第二次募集で11名が応募。税理士が最も信頼できる税務会計AIの実現を目指している。

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