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第107号 2025.10.1

若き税理士の独り言(1)-仕事って100%コミュニケーション
税理士 豊田 章成 氏

税理士法人が巨大化し規模を競う時代に、個人事務所として生きる道を選択する税理士も多い。税理士の高齢化が進む中、個人のスキルで戦う若手税理士たちは、顧客、サービス、業界、それから未来をどう見ているのだろう。


 税理士も含め、すべての「仕事の本質」は100%コミュニケーションだと思うんですよね。もちろん、税理士としての会計、税務の知識は大前提ですが、そこを重視し過ぎていて、肝心な顧客とのコミュニケーションが不足していることによるトラブルが多い印象を受けてます。一番大切なことを十分に認識していないような。逆に、成長している税理士法人などはコミュニケーションが得意な方が多かったり、力を入れている印象を受けます。

 私自身、高校時代からダンスに嵌り卒業後はプロのダンサーをしておりました。その時、ダンスの実力だけではない、人的ネットワークの威力を学びました。その後、就職した会社では役員の鞄持ちのような仕事もしていたことがあり、税理士試験に合格する前にコミュニケーションの重要性を体験できた機会が多数ありました。

 コミュニケーションと言えば、会計事務所には、勤続年数が長く経験豊富で顧客のことは何でも知っているような人がいる場合が多いですよね。女性が多いような気がします。担当者の癖から電話するタイミングまで細かに対応できる。仕事場を明るくし、活性化するような。教科書やセミナーでは習得できない、匂い、感覚値といいますか、標準化できない能力がある。税理士資格が無い方もいるので税務知識は少しリスクがある場合もありますが、顧客と事務所スタッフをつなぐ「要」のような存在。こんな人がいる事務所って、いいサービス…

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