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業務ソフトの工場見学 第4回
株式会社ジョブカン会計取締役CTO 藤原 尚紀

Windowsアプリからクラウドへのシフトが進む。過去を振り返れば、会計事務所の商売道具である会計・税務ソフトが、いわゆる専用機やDOSからWindowsへ移行するころの苦労を思い出す。その裏にある開発者の苦労を知ることでクラウドシステムの見え方も変わるかも知れない。業務ソフト一筋のあるエンジニアに業務ソフトの工場見学の案内係をお願いした。


今まさに、大きなパラダイムシフト「AIエージェントの時代」という嵐の渦中にあります。今回は、この「AIエージェント」と親和性の高い「クラウド会計」と呼ばれるソフトの提供形態についてお話いたします。

会計ソフトの提供形態は、大きく分けて「デスクトップ型」と「クラウド型」の2つがあります。「デスクトップ型」とは、PCにプログラムをインストールして使用する従来型のソフトです。プログラム本体のみならず、入力した仕訳等のデータもローカルPCに保存されます。市販されているデスクトップ型の多くはWindows版で、インストールしたPCのみで利用可能です。プログラムはPCのデバイス(メモリやディスク)に直接アクセスして、リソースを最大限活用できます。結果、高速な動作を実現できます。

一方、「クラウド型」とは、PCにプログラムをインストールする必要はなく、ブラウザ(ChromeやEdge等)にアクセスするだけで利用できます。プログラム本体や仕訳等のデータはサーバー(クラウド)に存在します。インターネットにアクセスさえできれば利用できるので、場所やデバイス(PC、スマホ、タブレット)を問わず、いつでもどこでもボーダーレスに利用可能です。ただ、インターネット回線を通じ…

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