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第110号 2026.4.1

AIエージェントの衝撃波が来る 税務シンギュラリティは始まっている!?

2026年は、会計事務所業界の「AIエージェント元年」となるに違いない。生成AIを使い始めた人が多いという現状で、一部では、すでに信じ難いAI活用が始まっている。税務の知識や相談では、すでにシンギュラリティ(人知を超えたAIの誕生)が起きていると思わざるを得ないアプリケーションが、日夜、AIエージェントによって作り出されている。

入力作業は近々、完全に消滅する

大企業を中心としたAI活用では、昨年2025年がAIエージェント元年だ。確定申告が終わり、会計事務所業界にとっては2026年が1年遅れのAIエージェント元年(昨年が生成AI元年)となるだろう。2月に世界の新聞を賑わした「SaaSの死」により、日本の業務ソフトウェア銘柄の株価まで巻き込まれて暴落した。誘因は本紙(Vol.108)でも取り上げたAnthropic(アンソロピック)社が発表した自律型AIエージェント「ClaudeCowork(クロード・コワーク)」だ。生成AIがユーザーの質問に答えるだけの「対話型」ツールであるのに対し、AIエージェントは指示を受けると自ら手順を考え、情報を整理し、Excelなどのファイルを作成し、PowerPointでレポートを作り、メール送信するなど複数の作業を順番に自律的に実行できる「代行型」技術だ。

その進化は衝撃的だ。自然言語で話しかけるだけで、自分専用のアプリケーションを驚異的なスピードで開発してしまう。深刻な人手不足のこの業界においても、生成AIとAIエージェントの活用は不可避だが、実際には、これからどのような動きが始まるのだろうか。

今年2月、(株)キャスター(東京・千代田区、代表取締役…

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