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汎用AIを超える根拠付き税務判断 20超事務所が共同開発するプロジェクト
Zeims(ゼイムス)

合同会社雲孫(うんそん、東京・千代田区、代表社員=佐藤圭吾氏)は、税務業務に特化したAIサービス「Zeims(ゼイムス)」の提供を開始した。Zeimsは、昨年9月の会計事務所博覧会2025でもその構想が紹介されたが、税理士自らがアイデアを出し、税務業務に特化したAIを開発するプロジェクトとして注目を集めている。発案者は、元マイクロソフト出身でIT業界に精通した税理士の杉山靖彦氏(東京・新宿区=写真)。

杉山氏がSNSで共同開発メンバーを呼び掛けたところ、全国から税理士等12名が賛同した。その後20を超える会計事務所が参加する規模にまで拡大した。

最大の特徴は、現場の税理士たちが実務で培った知恵やノウハウを開発に直接反映している点だ。AIが国税庁・判例・裁決を横断検索し、回答ごとに一次情報の根拠リンクを提示。汎用AIにはできない「根拠付きの税務判断」を瞬時に得ることができる。また、単なるQ&Aを超えた税務の専門的判断をサポートする機能を備える。膨大な税務情報の中から信頼性の高い情報源に基づいて回答を生成するため、ベテラン税理士をも上回る精度の税務アドバイスを税理士やスタッフに提供できる。

さらに、Zeimsは「事務所ルールの適用」機能をもつ。各事務所固有の判断基準をAIに学習させることで、回答品質の標準化と属人化の解消を図る。ベテランの知見を組織のナレッジとして資産化し、若手にも継承できる仕組みだ。また、税務に特化した「音声文字起こし」にも対応。顧客との打ち合わせ音声を専門用語にも対応した高精度な認識技術で自動テキスト化し、要点をまとめた議事録を自動生成するだけでなく、文字起しの傍ら、…

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