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税理士法人チェスターと青山財産ネットワークスが業務提携&経営統合

上場企業と税理士法人グループでの新しい事業展開の動き

業務提携した両社。青山財産ネットワークスの蓮見正純代表取 締役社長(中央)を挟んで、チェスター税理士法人の荒巻喜宏 (左)福留正明(右)の両代表社員

業務提携した両社。青山財産ネットワークスの蓮見正純代表取締役社長(中央)を挟んで、チェスター税理士法人の荒巻喜宏(左)福留正明(右)の両代表社員

2024年11月、税理士業界に大きな動きがあった。税理士法人を中心とするチェスターグループと(株)青山財産ネットワークスが業務提携・経営統合を発表。この統合により、生前対策から相続発生後の対応まで、財産承継・事業承継・財産運用・財産管理等といった一気通貫サービスの提供がさらに加速する。上場企業と税理士法人グループの経営統合という新展開は、業界に大きなインパクトを与えている。

(株)青山財産ネットワークス(代表取締役社長=蓮見正純氏)(以下、「AZN」)は、総合財産コンサルティングサービスを展開し、東証スタンダードに上場している。

また、税理士法人チェスター(代表社員=福留正明氏、荒巻善宏氏)(以下、「チェスター」)は、2008年設立、相続税に特化したその急成長は業界でも有名だ。

まず今回の業務提携と経営統合の仕組みは、図1となる。

図1 上場企業と税理士法人の統合スキーム(業務提携と経営統合)

図1 上場企業と税理士法人の統合スキーム(業務提携と経営統合)

税理士法人の拡大手法としては、税理士法人同士の事業譲渡あるいは合併などが一般的だが、今回は上場企業と税理士法人グループの間で行われる点が特徴である。

チェスターグループの不動産売買・生命保険・事業承継などの役割を担うグループ会社は、株式譲渡・株式交換によりAZNの完全子会社となり、チェスターグループ中核の税理士法人チェスターなどの士業法人はAZNと業務提携契約を締結した。

このスキームにより、両社は強固な連携…

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