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辻・本郷グループから東証上場会社が誕生
全国の税理士事務所のDX支援で共創

辻・本郷 ITコンサルティング(株)が東証スタンダード市場へ上場した。同社は新サービス「with DX」を軸に、全国の会計事務所との連携を強化。経験と組織力を活かして業界全体のDX化を支援する「黒子」を目指す。

縦割りの専門家を横に繋げる!

辻・本郷ITコンサルティング(株)(東京・渋谷区、代表取締役社長=黒仁田健氏・写真)、以下、ITC)が、2025年12月19日に東京証券取引所スタンダード市場への上場を果たした。会計事務所を母体とするIT支援企業のIPOは、会計業界でもエポック的出来事だ。ITCの歩みは、2012年設立。グループ内のシステム保守や会計ソフト販売を主軸としてきたが、2021年に黒仁田氏が代表に就任したことで「第二創業期」を迎えた。その後、(株)betterとの合併やBPO事業の譲受などを経て、事業を急速に拡大してきた。

黒仁田氏は、「ITCのミッションを、お客様が経営にとっての無数の選択肢から、より良い決断を導くこととしました。そのために辻・本郷グループが蓄積してきた経験を最大限活かし、税理士業界として専門家のノウハウを新たな次元に再構築したい」と語る。顧問先から税務以外の相談を受けるのが会計事務所である。「会計事務所だけでは対応できなかった相談は、顧問先が探したシステム業者に任せる場合も多い。コンサルが必要な場合も連携不足になる。このような顧問先支援の縦割り状態を横に繋げたかった」(黒仁田氏)。

「顧問先の引き抜き」はしない

多くの会計事務所にとって、最大手税理士法人グループである辻・本郷の名を冠する企業の台頭は、脅威と映るかもしれない。しかし、ITCが打ち出した戦略…

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