税理士・会計事務所業界の“知る”を支える、情報プラットフォーム

ニュースやお役立ち情報を随時更新!最新のトレンドなら「税界タイムス」

You-A 会計実務力をRPGで楽しく学ぶ
簿記資格を持つ未経験者をゲーム感覚で応援

税理士事務所や中小企業での経理実務は、簿記資格を取得しただけでは通用しない。そんな求職者の不安を解消するために開発されたのが、実務力認定RPG『計は会なり』。異色の経歴を持つ開発者のこだわりは、会計事務所職員や業務システム開発者の教育にも活用できそうだ。 

この開発者は元板前という異色の経歴を持つ。若い頃、日本料理店に就職するが、「調理師の免許を持っているのに、何年も大根の桂剥きだけでした」と語るのは、You-A(株)(京都・京都市)の代表である髙橋祐人氏(写真)。同氏は料理人の世界から税理士事務所に転職し、その後もIPO準備の経理・財務を経験した。調理師免許と同じように、「簿記検定に合格していても、実際に税理士事務所の仕事には通用しない。このギャップによる求職者の不安を少しでも解消できればと思い、『計は会なり』を開発しました」(髙橋氏)。

実務は未経験のまま、簿記資格だけを取得して就職した場合、すぐに試験問題と実務の違いに戸惑うものだ。それならば就職する前に、自分で簡単に実務を体験する方法はないだろうか。同氏は、「ゲームならば何回失敗しても構わない。多くのファミコン世代にはRPG(ロールプレイングゲーム)が向いている!」と思いつき開発に着手した。

ゲームの概要は、申込者が好きなアバターを選択して2次元のフロアーを移動しながら一連の課題を学習するものだ。課題をクリアすることにより「実務会計DX検定」の修了証が発行される仕組みだ。1月5日にその「3級」がリリースされた。3級では、リアルな証憑から仕訳入力することにより、貸借対照表の残高の不整合を見つけ正確な試算表を作成することに重きを置…

この記事の続きを閲覧するには、
ご登録 [無料] が必要です。

第109号の目次