弊社が支援している会計事務所でも、監査担当者による生成AIの活用は徐々に進んできました。ただ、その使用頻度やプロンプトの内容にはかなりの個人差があります。使っていない職員はまだまだ多く、「Google検索の延長線上」の使い方しかしていません。使っている方の職員でも、「単発プロンプト」が主体で、「聞きたい事」「調査したい事」の回答を求める使い方です。
しかし、何回も言っている通り生成AIは「推論」させてこそが、その使い方の真骨頂です。生成AIは「頭はアインシュタイン級の天才が何十人いるが、心は小学生」と言われます。指示する言葉(プロンプト)が悪ければ、思うように動きません。
そこで今回は改めて、経営支援に使うプロンプト技術について述べたいと思います。

1,思ったものが生成されないダメなプロンプト
ChatGPTでもGeminiでも、質問をすれば、必ず何らかの答えが返ってきます。しかし、もしあなたがこんなプロンプトを入力しているなら、「生成AIの答えって、使えない」と思う事でしょう。それは
⑴「〇〇の事について教えてください。」(抽象的すぎる質問)
⑵「〇〇をした場合、どんなやり方があるか教えてください。」(前提条件、制約条件を省略)
⑶「〇〇を出す時、〇〇も含めて、〇〇の要素を入れて、〇〇が求める内容を書いてください」(複数要件を同時に詰め込み過ぎ)
⑷「感覚的な言葉を出した質問」(禁止事項や除外条件を曖昧に書く)
⑸「経営計画のフォーマットを作って」(参照情報やフォーマット指定をしない)
これらのプロンプトも問題ですが、それ以上に「ダラダラプロンプト」では、生成AIも的外れな回答を連続してアウトプ…
第109号の目次
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動き出したクラウド徹底活用
2000年前後から活発化した自計化の流れも、近年は自計化率が頭打ち状態。未だに主流は記帳代行だ。また、所長・職員の高齢化が進み、顧問報酬の増額も厳しい時代。必然的に職員処遇の改善はスローペースで、人材…
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コプラス 所長の「右腕」にAI伴走サービス 経営判断、顧問先提案に活用
税理士事務所における生成AI活用は、記帳や入力といった業務効率化にとどまらず、顧問先への説明や提案のあり方にも広がり始めている。そうした中で、税理士事務所向けにAI活用支援を行っているのが、コプラス(…
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TKC全国会 600名参加の政策発表会 坂本会長が業界二極化を分析
例年1月に開催されるTKC全国会の政策発表会は、1月16日グランドプリンスホテル新高輪にて、TKC全国会の関係者のほか、政界、官界、学会、税理士会計士業界、金融機関や提携企業など600名により盛大に実…
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アンドエル 会計事務所に健康支援サービス 福利厚生アピールで採用力強化も
会計事務所にとって、職員の体調管理の必要性は年々高まり、業務効率の低下や、メンタルヘルスケアまで、包括的な健康支援体制の構築が求められる時代となった。特に繁忙期には、通院のために数時間を費やすことが業…
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古田圡会計グループ 2026年度 経営計画発表会を開催
経営計画と会計事務所経営支援塾で知られる古田圡会計グループ(東京・江戸川区)は1月8日、有楽町朝日ホールにて経営計画発表会を開催した。当日は会場参加とオンライン配信のハイブリッド形式で実施され、合計で…
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You-A 会計実務力をRPGで楽しく学ぶ
税理士事務所や中小企業での経理実務は、簿記資格を取得しただけでは通用しない。そんな求職者の不安を解消するために開発されたのが、実務力認定RPG『計は会なり』。異色の経歴を持つ開発者のこだわりは、会計事…
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会計・税務ソフト利用状況アンケート
昨年12月に会計ソフトの利用状況の把握を目的とした調査アンケートが、税界タイムス編集局の運営する「ゼイカイメルマガ」読者を対象に実施され、このほど結果が集計された。調査は税理士法人41法人、個人事務所…
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SoLabo 自社開発をやめた税理士が選んだ道
インボイス制度や電子帳簿保存法への対応を背景に、税理士業務を取り巻くデータ量は急速に増えている。電子化やクラウド化は進んだものの、多くの事務所では「保存して終わり」にとどまり、業務や付加価値創出に十分…
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日本M&Aセンター 3月に「ACCOUNTING DAY 2026」開催
(株)日本M&Aセンター(東京・千代田区、代表取締役社長=竹内直樹氏)は、2026年3月17日(火)、18日(水)の2 日間、会計事務所向けイベント「ACCOUNTING DAY 2026」を…
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経営助言に活かす生成AI講座(3)監査担当者のプロンプト技術を上げるコツ
弊社が支援している会計事務所でも、監査担当者による生成AIの活用は徐々に進んできました。ただ、その使用頻度やプロンプトの内容にはかなりの個人差があります。使っていない職員はまだまだ多く、「Google…
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日本の農業は税理士が守る! 第3回
令和のコメ騒動で農業への関心は高まった。しかし、国民のほとんどは日本の農業の危機的状況を知らない。高齢化と後継者不足の深刻さは増すばかり。そこには農作物の生産面だけではない事業承継や相続対策など、税理…
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辻・本郷グループから東証上場会社が誕生
辻・本郷 ITコンサルティング(株)が東証スタンダード市場へ上場した。同社は新サービス「with DX」を軸に、全国の会計事務所との連携を強化。経験と組織力を活かして業界全体のDX化を支援する「黒子」…
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事務所後継者問題解説シリーズ 事業合流のすすめ(3) 後継者を迎えるための準備
後継者を理解するには時間もかかる。一方的に承継のイメージを固めるのではなく、あくまで対等な立場で顧問先と職員が納得する承継方法を探すところから始めたい。事業合流の一形態としての後継者紹介会計事務所の事…
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会計事務所M&A 「買手の視点」‐最終回
税理士の高齢化と後継者不足により会計事務所のM&Aは増加傾向にあるようだ。しかし、そのプロセスは必ずしも順風満帆とはいかない。顧客と職員を引き継ぐ側の税理士法人にも苦労が多いというのが実情のよ…
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若き税理士の 独り言(3) 無理と決めること、やめませんか
税理士法人が巨大化し規模を競う時代に、個人事務所として生きる道を選択する若き税理士は、顧客、サービス、業界、それから未来をどう見ているのだろう。「無理です」「できません」̶̶この言葉、よく聞きますよね…
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業務ソフトの工場見学 第3回
Windowsアプリからクラウドへのシフトが進む。過去を振り返れば、会計事務所の商売道具である会計・税務ソフトが、いわゆる専用機やDOSからWindowsへ移行するころの苦労を思い出す。その裏にある開…
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伊藤会計事務所 クラウド会計移行で残業激減「やり抜いた地道な作業は他の事務所にも再現性あり」
「不夜城」と呼ばれた福岡の会計事務所が、クラウド会計への完全移行により繁忙期の残業時間を平均90時間から9時間へと劇的に削減した。特別なスキルではなく、地道な積み重ねが生んだ伊藤会計事務所の成果に注目…
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書籍紹介
全国の会計事務所のエントランスや応接室などでよく見かける「自利利他」の毛筆の色紙。勿論、TKC創業者である飯塚毅氏が提唱したTKCの理念である。「TKC基本講座」は、職業会計人の独立性や巡回監査の重要…