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大手に迫る若手税理士法人の成長戦略
アイユーコンサルティンググループ

「創業10年で職員100名・売上10億円」という目標を前倒しで達成し、次なる「創業20年で職員300名・売上35億円」の達成に向 けて急拡大を続けるアイユーコンサルティンググループ(東京・豊島区)。母体である税理士法人アイユーコンサルティングの代表社員で あり、グループ代表も務める岩永悠氏(写真)へのインタビューから、その経営戦略と成長の理由を探ってみた。

大手とは一線を画す福岡発の成長戦略

岩永悠氏

アイユーコンサルティンググループ(以下「IUコンサル」)といえば、2013年の創業当初から資産税に特化しているという印象が強い。

事実、2024年の年間相続税申告件数は1,000件を超え、その他事業承継等の案件を加えると1,400件以上の実績を持つ。この件数は、大手には及ばないものの、すでに肉薄するレベルまで到達している。

しかし岩永氏は「東京・名古屋・大阪はすでに大手が固めていることもあり、日本のトップは目指していません。福岡発祥の私たちとしては、大阪以西でナンバーワンのコンサルティンググループとなることが目標です」と話す。

これは三大都市圏を中心に展開する業界大手とは異なる戦略だ。「大型案件が集中する関東圏の拠点はもちろん必須ですが、既存事業の面展開はあくまで西日本中心。大阪から中国地方、九州は鹿児島まで広げたい」(岩永氏)とユニークな拠点展開を計画している。

ならば、資産税特化型として成長してきたIUコンサルが西日本での展開を基本に置く理由をもう少し深く知りたいところだ。

「首都圏と地方都市で比較した時、平均的な案件でみると相続税申告報酬の水準に大差はありませんが、事務所賃料や人件費には差があ…

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