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「TaxDome」は事務所DX時代の黒船となれるか

会計事務所博覧会2024
ビクター・ラジンスキーCEO

昨年、日本初上陸のTaxDome社が「会計事務所博覧会2024」に初出展し人気を集めた。

TaxDome創業者の
ビクター・ラジンスキーCEO

アメリカで2017年に起業、世界25ケ国に事業を広げる 「TaxDome」(タックスドーム)は、会計事務所向けの業務管理 クラウドサービス。昨年、日本でもサービスを開始した。今後、日 本の会計事務所に広がるか注目したい。

母親の税務業務からヒントを得た「TaxDome」

創業者ビクター・ラジンスキーの母親は、アメリカのペンシルベニア州で税務関係の事業を営んでいた。

その業務を身近で見ていたビクターは弟イリヤと協力して、もっと効率的でスムーズな業務に改善できるのではと考え、業務管理システムの開発を始めた。この事業は急速に成長しスタッフは10人から70人まで拡大し、機敏で効率的な組織へと発展した。この成功体験が「TaxDome」として商品化され、アメリカ・EU各国を中心に広がりを見せている。

昨年から日本でもサービスが開始され、DXの最前線ではIT感度の高い税理士法人や若手税理士などが使い始めている。

会計事務所のための「オペレーティングシステム」

「TaxDome」は、会計事務所のための業務管理クラウドサービスであるが、ただ「業務管理」と言ってもその範囲は広い。

クラウドサービスが普及する現在でも、顧問先基本情報の管理、業務日報の作成と管理、業務の進捗管理や期日管理、報酬請求の管理などが個々にエクセルやホワイトボードで行われている事務所が散見されるのが実情でもある。

日本では、会計事務所の業務の生産性向上を目的に、現場の課題やニーズを長年に渡りシ…

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