第1回「バックオフィスプロフェッショナル検定」が2025年6月8日に実施される。この検定の特徴は、簿記検定やITパスポートなどのように、一つのスキルを測るのではなく、総務・経理・労務・法務・ITなどバックオフィス業務に必要となる幅広い知識を横断的に評価する点にある。
実施団体は(一社)バックオフィスプロフェッショナル協会(代表理事=木村仁哉氏)で、主にBPO(Business Process Outsourcing)事業に取り組む企業が運営している。
背景には、中小企業の高齢化と人手不足、それに伴ってDX(デジタルトランスフォーメーション)化の要請が高まる中で、求められる人材の変化がある。例えば経理だけができる人材ではなく、人事労務や法務、さらにITスキルまで幅広く対応できる人材が求められるようになっている。
同検定は、合否を決めることが目的ではない。経理財務・人事労務・総務法務・ITリテラシー、さらに思考や行動特性の評価までを設問とし、バックオフィス業務の総合的な能力を合否ではなくスコア形式で評価する。Web上で100問の4択問題を90分で回答するスタイルだが、会社全体を見渡す能力が必要とされる。
同協会の理事である小島清一郎氏(写真)(ケーエフエスグループ代表:本社=福島・福島市)によると「検定の社内プレテストでは、期待以上の効果が確認できました。ITに強いと思っていた人材が意外とそうではなかったケースや、全体的に法務に弱い傾向があるなど、幅広い領域を問うことで個人や組織の強み・弱みが明確になり、今後のスキルアップの方向性も見えてきます」と述べている。
同協会はBPO事業者が中心…
第105号の目次
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