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一次産業事業承継協会北海道から日本の農業を守る
事業承継支援団体を設立

小島拓也氏

第一次産業の事業承継を支援する「(一社)一次産業事業承継協会」(以下、同社団)が設立された。一次産業の持続的な発展を支える事業承継のプロフェッショナル集団として、みらいコンサルティンググループ(東京・中央区、代表=久保光雄氏、岡田烈司氏)とアグリ経営パートナーズ(株)(北海道・深川市、代表=小島拓也氏・写真)がタイアップして結成された。

同社団の代表理事は小島拓也氏。小島氏は、北海道深川市の税理士法人小島会計の代表社員でもある。農業関係の関与先も300件以上あり、会計・税務業務、農業融資や補助金支援に留まらず栽培支援や販路開拓まで踏み込む。

顧問先を支援するために、農業会計だけではなく農地法、農業委員会対応、農協、行政の考え方、そして農家までを理解しようとする姿勢は、農家育ちの小島氏の農業を愛する気持ちが根底にあるようだ。

それに加えて、小島氏は農家の事業承継・相続対策の重要性、緊急度はひとつの税理士法人を超えた仕組みが必要であるという思いに至った。

後継者のいない農業者は近隣農業者に売却するケースが多いが、近隣農業者も後継者がいない状況だ。そこで近年、複数の農業者が「地域ホールディングス」という法人を設立する方法など、手法も複雑かつ高度化している。

当然、M&Aの必要性も高まっている。そこで、事業承継コンサルティングや組織再編コンサルティングなどにノウハウを持つみらいコンサルティンググループと提携し、同社団を設立することとなった。

同社団の設立について、「農地法改正をきっかけに事業承継の難易度が高くなり複雑化しています。農業の場合、9割が農地、機械、建物などの農業財産で、ホールディン…

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