税理士・会計事務所業界の“知る”を支える、情報プラットフォーム

ニュースやお役立ち情報を随時更新!最新のトレンドなら「税界タイムス」

「不動産オークション」こそ税理士が活用を!
デューデリ&ディール

山本高広氏

オークションといえば美術品のほか、Yahoo!オークション、中古車、豊洲市場の競り、証券取引所などが思い浮かぶ。しかし、「不動産オークション」と聞くと、まだ会計事務所でも馴染みは薄いだろう。

(株)デューデリ&ディール(東京・千代田区、代表取締役社長=山本高広氏/以下、D&D社)は、会計事務所の不動産部門的な役割を約20年続けており、不動産オークションの有益性を会計事務所に広める活動を展開している。

税理士が顧問先から不動産の売却相談を受ける場合には、信頼関係ある不動産会社などを紹介する場合が多く、不動産売買の現場では、売手と仲介会社との間で価格が決められてしまうのが一般的だが、果たしてそれが適切な価格だったかはわからない。不動産オークションの優位性は、高値で売却できる可能性が高まることにある。

D&D社の不動産オークションは、理論的な裏付けを重視し、さらに慎重なステップを踏むことによって、高値売却を実現させる。理論重視の姿勢から、このビジネスモデルのために経済学のオークション理論の第一人者である慶応義塾大学経済学部の坂井豊貴教授(写真)をチーフエコノミストとして招聘している。

同社のオークションには特徴がある。通常の売買取引と同じく、対象不動産の綿密な調査と評価から始まるが、ここからデータベースを使って買手候補を探し、最終的にオークションに入札できる候補を上位3社から5社程度に絞り込む。

一見、高値売却に反するようだが、ここでオークション理論が効果を高める。入札者は選ばれた者だけであり、他者もすべて本気であるという状況となる。入札はセキュリティーで保護されたオークションサイトで行わ…

この記事の続きを閲覧するには、
ご登録 [無料] が必要です。

第105号の目次