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顧問税理士も「AIに聞いて選ぶ」時代へ-AI検索調査で76事務所が登場、公式サイトの発信がカギに

顧問税理士も「AIに聞いて選ぶ」時代へ-AI検索調査で76事務所が登場、公式サイトの発信がカギに

顧問税理士を探すとき、これまでは知人の紹介や検索エンジンでの比較が主な手段でした。最近はそれに加えて、ChatGPTなどの生成AIに「おすすめの税理士事務所は?」と直接たずねる経営者や経理担当者が増えています。では、AIはどの事務所を、何を根拠に紹介しているのでしょうか。この疑問に答える調査結果が、2026年9月に公表されました。

■AIは税理士事務所をどう紹介しているのか

(1)調査の概要

調査を行ったのは、AI検索最適化の支援サービス「AI検索パートナーズ」を運営するTechSuite株式会社です。同社は、ChatGPT、Google AI Overviews、Microsoft Copilotの3つのAIに、税理士・会計事務所選びについて日本で実際に検索されている24の質問を投げかけました。2026年9月時点で得られた72件の回答について、登場した事務所名と引用元の情報源を集計しています。なお、同社は特定の事務所の優劣を評価する調査ではないとしており、リリース上でも個別の事務所名は伏せられています。

(2)登場した事務所は76件と幅広い

72件の回答に登場した税理士法人・会計事務所は、合計76件にのぼりました。最も多く名前が挙がったのは企業向けに特化した税理士法人で、登場率は18.1%でした。2位はスタートアップ支援に強い税理士法人で16.7%です。上位2法人にある程度集中しつつも、特定の事務所が独占しているわけではなく、多くの事務所に紹介される可能性が開かれている状況といえます。

■調査から見えた3つの傾向

(1)質問者の立場によって紹介先が変わる

注目したいのは、質問する人の立場によってAIが挙げる事務所が大きく入れ替わる点です。スタートアップの経理担当者を想定した質問では、特定の専門特化型事務所が回答の過半数に登場しました。一方、大企業の経理責任者を想定した質問では、大手系の事務所が上位を占めています。AIは質問の文脈を読み取り、それに合った専門性を持つ事務所を選んでいると考えられます。

(2)AIごとに事務所名を出す姿勢が異なる

AIによって、具体的な事務所名を挙げるかどうかにも差がありました。2つのAIはおよそ8割の回答で事務所名を示しましたが、残る1つは4割程度にとどまっています。1回答あたりに挙がる事務所の数も平均0.7~2.7件と開きがあり、どのAIで調べられるかによって、自分の事務所が紹介される確率は変わってきます。

(3)根拠の過半数は事務所の公式サイト

AIが回答の根拠として参照した情報源は、半数以上が事務所自身の公式サイトでした。比較サイトや税理士紹介ポータルも一定の割合を占めていたとのことです。

■税理士事務所がこれから意識したいこと

今回の調査からは、事務所の公式サイトでの情報発信が、AIに紹介されるための土台になっていることが読み取れます。特に、質問者の立場によって紹介先が変わるという結果は、「誰の、どんな悩みに強い事務所なのか」を明確にすることの大切さを示しています。スタートアップ支援、医療法人、相続、事業承継など、得意分野や主な顧問先の業種、対応できる業務の範囲を、具体的な言葉でサイトに載せておくことが有効でしょう。あわせて、比較・紹介ポータルへの掲載内容を最新の状態に保つことも意識したいところです。

一方で、同社も注意書きで述べているとおり、AIの回答は同じ質問でも毎回同じとは限らず、モデルの更新や質問の表現、時期によって変わります。今回の数値はあくまで調査時点のものとして受け止め、一度の結果に一喜一憂しすぎないことも大切です。

AI検索対策は、まだ多くの事務所が手探りの段階にあります。まずは事務所の名前や得意分野をAIに質問して、どのように紹介されるかを確かめてみてはいかがでしょうか。事務所名、事務所ランキング、実際の質問文、引用元ドメインの順位などを収録した詳細版レポートは、同社サイトからダウンロードできます。

詳細版レポートのダウンロードはこちらから

https://ai-search.techsuite.co.jp/17459/

※参考:TechSuite株式会社プレスリリース(2026年9月28日)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000118298.html

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