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会計事務所向け生成AIプラットフォーム「F&M One GeNNect」が大規模アップデート

会計事務所向け生成AIプラットフォーム「F&M One GeNNect」が大規模アップデート

生成AIを実務に取り入れる会計事務所が増える一方で、「汎用のチャットAIでは物足りない」「顧客情報を安心して扱えるのか」といった悩みを抱える先生方も少なくないのではないでしょうか。こうした課題に応える形で進化を続けているのが、株式会社エフアンドエムが提供する会計事務所専用の生成AIプラットフォーム「F&M One GeNNect」です。2026年8月、システム基盤の刷新にあわせて名称を「F&M One GeNNect Basic」に改め、大規模なアップデートが行われました。

 

F&M One GeNNect Basic

https://www.ai-kenkyukai.com/one-gennect/

■F&M One GeNNectとは

「F&M One GeNNect Basic」は、文章作成や要約、企画立案といった汎用AIと同等の機能を備えつつ、確定申告や法人税申告、月次監査など会計事務所特有の業務にも対応させた生成AIツールです。試算表や決算書といった会計特有の資料を安全に読み込み、税務・会計の実務に即した回答を導き出せる点が大きな特徴といえます。事務所内の単純作業の削減にとどまらず、顧問先への付加価値提案にも活用できるよう設計されています。

会計事務所が生成AIを導入する際、課題になるのが顧客の機密情報の取り扱いです。この点についてF&M One GeNNect Basicでは、入力情報はすべて国内のサーバーで管理され、海外への情報流出リスクを排除する体制が取られています。また、人事労務クラウド分野で培われてきたセキュリティ技術や開発基準が応用されており、機密性の高いデータを扱う事務所にとっても安心材料になりそうです。

こうした特徴が支持を集め、2025年11月のリリースからおよそ9カ月で導入事務所数は550を突破、利用アカウントも3,200を超えました。

■今回のアップデート内容

(1)業務効率と信頼性を高める機能強化

今回のアップデートでは、AIがどのような手順で回答を導き出したのかを可視化する機能が加わり、回答の透明性や納得感が高まりました。あわせて、出力形式もテキストやCSVに限らず、Word・Excel・PowerPoint・PDFといった、事務所の日常業務でそのまま使える形式に対応しています。

搭載される大規模言語モデルも複数の最新モデルが追加され、応答速度やシステムの安定性も向上しており、日々の業務のなかでストレスなく使える環境が整えられつつあります。

(2)プラン体系の見直し

料金・機能面についても、Standard・Plus・Proという3つのプランへと再編されました。事務所の規模や活用度合いに応じて選びやすくなっており、小規模な事務所からより高度な活用を目指す事務所まで、段階的に導入を検討できる点は、これから生成AIの活用を始めたいと考える先生方にとっても取り入れやすいポイントといえるでしょう。

■会計事務所への影響

このツールの開発背景には、全国1,000以上の事務所が参加する会計事務所向け生成AI活用コミュニティで蓄積された、現場の生の声があるといいます。実際に日々AIを業務に取り入れている税理士や職員の課題感が反映されている点は、机上の開発にはない強みといえそうです。

生成AIの活用は、もはや一部の先進的な事務所だけの取り組みではなく、業務効率化や顧問先への付加価値提供を考えるうえで避けて通れないテーマになりつつあります。今回のようなアップデートによって出力形式や搭載モデルの選択肢が広がったことは、日々の申告業務や顧問先対応の効率化に直結する動きといえるでしょう。

 

(画像:株式会社エフアンドエムのプレスリリースから引用)

※参考:株式会社エフアンドエムプレスリリース(2026年9月3日)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000029825.html

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