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税理士事務所向けコミュニティ「AI研究会」、会員数が1,000事務所を突破

税理士事務所向けコミュニティ「AI研究会」、会員数が1,000事務所を突破

生成AIをめぐる環境は、この一年ほどで大きく様変わりしました。今や税理士業界でも「使うかどうか」ではなく「どう使いこなすか」が問われる段階に入りつつあります。そうした流れを象徴する動きとして、株式会社エフアンドエムが運営する税理士・税理士事務所向けコミュニティ「AI研究会」が、会員数1,000事務所を突破したと発表しました。2024年12月の設立からわずか1年半ほどでの達成です。

AI研究会HP

https://www.ai-kenkyukai.com/

■「AI研究会」が広まった理由

AI研究会が急速に会員を伸ばした背景には、多くの事務所が抱える共通の悩みがあります。生成AIに興味はあっても、実際にどこから手をつければよいのか分からない。顧問先の情報を扱う以上、情報漏洩のリスクも気になる。そして何より、他の事務所が実際にどう活用しているのか、成功事例を知りたい。こうした声は決して一部の事務所に限った話ではなく、業界全体に広がる課題だといえるでしょう。

AI研究会では、セブンセンス税理士法人の大野修平氏を総合ディレクターに迎え、会計業界に特化した形で生成AIの研究と実践を進めています。単発のセミナーで終わらせるのではなく、オンラインサロンや学習動画、実務ですぐに使えるプロンプト集の提供、さらには会員同士が事例を持ち寄って交流する場づくりまで、継続的に知識をアップデートできる仕組みを整えている点が特徴です。提供中のプロンプトはすでに約500種類にのぼるとのことで、日々の業務に落とし込みやすい実践的なコンテンツが蓄積されつつあります。

■「使う」から「操る」へ-Claude Code講座の新設

今回の発表でとりわけ目を引くのが、Anthropic社の開発ツール「Claude Code」を学ぶ実践講座が新たに開講された点です。これまでのAI活用講座が、文章生成や情報整理といった比較的身近な使い方を中心にしていたのに対し、Claude Codeはより高度な自動化や業務システムへの応用を視野に入れたツールとされています。

AI研究会では、基本操作から実務への応用までを段階的に学べる構成とし、税理士事務所の現場で実際に活かせる事例を豊富に盛り込んでいるとしています。

新講座は「なんとなく使う」段階から脱却し、業務改善に直結するスキルを確実に身につけることを目的としています。すでに会員となっている事務所であれば、オンデマンド研修として追加費用なく受講できる点も、継続的な学びを後押しする仕組みといえそうです。

■「AI研究会」今後の動き

AI研究会が掲げているのは、「AIを使えるのは一部の人だけ」という状況を変えていくという方針です。初心者向けの教育を充実させながら、実践事例の共有や最新技術の研究を並行して進めることで、事務所全体のAI活用レベルの底上げを図っていく考えです。

人手不足や業務の高度化が進むなかで、生成AIをいかに実務に組み込むかは、多くの税理士事務所にとって避けて通れないテーマになりつつあります。今回の1,000事務所突破という数字は、そうした課題意識が業界全体で共有されつつあることの表れとも読み取れます。同様の学びの場を探している事務所にとっては、一つの参考事例として注目しておく価値がありそうです。

(画像:株式会社エフアンドエムのプレスリリースから引用)

※参考:株式会社エフアンドエムプレスリリース(2026年7月1日)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000029825.html

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