会計事務所・税理士法人における健康経営優良法人の認定取得が、年々拡大しています。人材確保や組織の信頼性向上を背景に、会計事務所が健康経営に注目する動きは今後もさらに加速しそうです。
■ 認定取得が加速、87法人が名を連ねる
会計事務所・税理士法人の間で、健康経営優良法人の認定取得が広がっています。従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組を実践する「健康経営優良法人2026」では、中小規模法人部門で85法人、大規模法人部門で2法人の計87法人が認定を受けました(※税界タイムス調べ)。認定数は43法人(22年)、52法人(23年)、71法人(24年)、73法人(25年)と増加を続けており、今回は過去最多を更新しました。
■ 注目法人と地域別の動向
地域別では大阪府10法人が最多で、東京都・愛知県が各9法人と続いています。中小規模法人の上位500社に与えられる「ブライト500」には小谷野税理士法人(東京・渋谷区)が4年連続で選出されました。「ネクストブライト1000」にはアルファ税理士法人(愛知・名古屋市)、税理士法人アイ・タックス(東京・渋谷区)、MGS税理士法人(大阪・大阪市)など4法人が名を連ねています。大規模法人部門ではグロースリンク税理士法人(愛知・名古屋市)が7年連続認定を達成したほか、AGS税理士法人グループを擁する(株)AGSコンサルティング(東京・千代田区)も認定されました。
認定取得は優秀なスタッフの確保や離職防止に向けた取り組みを対外的に示す材料となります。クライアントの経営を支援する会計事務所にとって、自らが健全な組織運営を実践していることを示す意味も大きいです。人材獲得競争が激化するなか、会計事務所における健康経営への関心は今後も高まりそうです。
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