フリー株式会社は、会計事務所向け税務申告サービス「freee申告」の法人税において、2026年4月より「手動入力モード」の提供を開始しました。税理士・会計事務所の業務効率化に直結するアップデートとなります。
freee申告
https://adv.freee.co.jp/service/tax
■「freee申告」を使いたくても使えなかった事務所の実情
「freee申告」は、法人税・所得税・消費税等の申告書や年末調整・法定調書申告に対応した会計事務所向け税務申告プロダクトです。freee会計やfreee人事労務と連携することで、記帳・決算書作成から税務申告までの作業をクラウド上で完結できる点が特徴ですが、これまでは顧問先がfreee会計やfreee人事労務を契約していない場合は利用できないという制約がありました。
そのため、顧問先がfreee以外の会計ソフトを使っているケースでは、freee申告を導入していても該当する税目については別の申告ソフトを並行して使わざるを得ない状況でした。
■「手動入力モード」で何が変わるか
今回リリースされた「手動入力モード」は、freee会計のデータに依存せずに申告書を作成・電子申告できる機能です。顧問先がどの会計ソフトを使っていても、freee申告 法人税を利用できるようになります。また、決算書や法人事業概況説明書、勘定科目内訳明細書の作成に必要なデータはCSV形式でインポートすることができ、申告書作成のさらなる効率化も実現します。
なお、この機能を利用するにはfreee認定アドバイザーであること、かつアドバイザープライム会費・freee申告パック・freee単体税目プランのいずれかを契約していることが条件となっています。
■経営支援クラウド「bixid」との連携拡充
今回の対応に合わせて、freee申告 法人税は株式会社YKプランニングが提供する経営支援クラウド「bixid」とのデータ連携も開始しました。「bixid」は会計ソフトのメーカーや種類を問わず会計データを一元管理できるプラットフォームです。2026年1月からすでに所得税・消費税との連携が始まっていましたが、今回の法人税への拡張で対応範囲がさらに広がりました。
「bixid」を経由することで、さまざまな会計ソフトのデータをfreee申告へ同じ操作感で取り込めるようになるほか、freee申告 法人税から出力した電子申告データを「bixid」に取り込んでデータ活用の幅を広げることも可能になります。
「手動入力モード」の登場により、freee申告は顧問先の会計ソフトを問わず利用できるプラットフォームへと進化しました。申告業務の効率化・一元化を検討している事務所にとって、改めてfreee申告の導入・活用を検討する契機になりそうです。
(画像:フリー株式会社のプレスリリースから引用)
※参考:フリー株式会社プレスリリース(2026年4月28日)
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