税理士や公認会計士として「いつか独立したい」と考えている方は少なくありません。でも、いざ動こうとすると「何から始めればいいの?」「相談できる人がいない」と悩んでしまうことがほとんどです。
資格はある、経験もある、でも自分の事務所を開いて安定させるまでの道筋がよくわからない——そんな方を対象に、起業家や中小企業向けの資金調達・経営支援などを行う株式会社SoLabo(東京都渋谷区)が2026年2月から「独立開業支援」サービスを無料でスタートしました。
■ 独立を前にして多くの人が感じる「わからない」の壁
独立するうえで一番のハードルは、実はお金でも人脈でもないかもしれません。SoLaboが注目するのは、「情報はたくさんあるのに、自分に何が必要なのか判断できない」という状態です。
インターネットで調べれば、独立に関する情報はいくらでも出てきます。でも情報が多すぎて、かえって「自分の場合はどうすればいいの?」がわからなくなってしまう。かといって気軽に相談できる相手もいない。独立支援をうたうサービスに問い合わせてみると、最終的には何らかの契約や商品の購入に誘導されてしまう——こうした経験をした人も多いのではないでしょうか。
SoLaboが今回のサービスで大切にしているのは、「相談者が自分で正しく判断できる状態をつくること」です。何かを売りつけるためではなく、一緒に情報を整理して、自分に合った選択肢を見つけていくことを目的としています。
■ 5つのサポート内容が、ほぼすべて無料
このサービスは、独立に必要なことを5つの分野でサポートしてくれます。
①どんな事務所にしたいかという方向性の整理
②お客さんをどう集めるかという集客の考え方
③ホームページの設計(実際の制作は有料ですが、相談や設計は無料)
④開業時のお金の準備
⑤そして顧客を安定して獲得していく仕組みづくり
といった内容です。独立初期に「これ、どうすればいいんだろう」と迷いがちなことを、まとめてカバーしているのが特徴です。
そして最大のポイントは、これらのサポートが原則すべて無料だということ。相談したからといって「このサービスに入ってください」「この契約をしてください」と求めることは一切ない、とSoLaboははっきり伝えています。
世の中にある多くの独立支援サービスは、無料相談を入口にしつつも、最終的には何らかの商品やプランへの加入を促す構造になっていることがほとんどです。SoLaboが掲げる「囲い込まない。売らない」というメッセージは、そういった一般的な流れとは一線を画すものです。
それでも無料で提供できるのは、SoLaboがもともと中小企業の資金調達支援を長年手がけてきた会社だからこそ。税理士や会計士の独立を支援することで、将来的に一緒に仕事ができるパートナーを増やしていくという、長い目線での取り組みとして成り立っています。
■ 社長が直接話を聞いてくれる、という安心感
このサービスのなかで特に目を引くのが、最初の面談をSoLabo代表取締役の田原広一氏が必ず直接担当するという点です。
普通、企業のサービスに問い合わせると、対応するのは担当スタッフや営業の方がほとんどです。でもSoLaboでは、あえてトップ自らが話を聞く体制をとっています。それは、「うちのサービスを説明するためではない」と明言されています。
目的は、独立するにあたって本当に大事な問いを一緒に考えること。「どんなお客さんを相手にしたいのか」「どういう事務所を目指したいのか」「まず最初に何をすべきか」——こうした根本的な部分を整理する場として、この面談が位置づけられています。
田原氏はこれまで多くの税理士・会計士の独立に関わってきた経験を持ちます。特定のサービスへの誘導なしに、その人の状況に合った率直なアドバイスをもらえる場は、独立を考える士業にとってなかなか貴重な機会です。
「独立したいけど、一歩が踏み出せない」という方にとって、まず必要なのは背中を押してくれる人ではなく、自分の状況を一緒に整理してくれる人かもしれません。SoLaboのこのサービスは、まさにそんなニーズに応えようとする試みです。独立を考えている税理士・公認会計士の方は、一度話を聞いてみる価値がありそうです。
(画像:株式会社SoLaboプレスリリースから引用)
※参考:株式会社SoLaboプレスリリース(2026年2月6日)
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